手術中の針の紛失防止回収装置
病院で手術をする際に手術の種類によっては何十本も、ときには100本以上の針を使うとのこと。 針も太いものから肉眼では見つけにくい直径0.3mm、長さ数ミリの小さいものまでいろいろなものを使い分けているそうです。 これを持針器(じしんき)と呼ばれるハサミ状の器具で挟んで受け渡すそうで、時々落としたりしてしまうことがあって、万一紛失すると探すのが大変なので、なんとかできないかということで試作。
写真は試作3号機。 画面に映っている針は直径0.3mm、長さ5mm程度。
どの種類の針を何本回収したのか、小さい針をきちんと回収できたかどうか、血液などの付着した針を看護師さんが誤って刺してしまう事故を防ぐなどのポイントを踏まえて、大きな吸引口からバキュームして、針を投入すると、大きな拡大モニターで目視確認。 A~Dの4種類の針のどれを回収したかを確認すると、わずか2,3秒で自動的に針を1本1本パッケージング。
背面の回収ボックスに種類ごとに分類して格納してありますので、ダブルチェックも容易。
結構いい感じにできあがってきました。
制御はいつものワンチップマイコンと、操作盤との通信はZigBeeによる無線通信。 電波を気にされる場合には有線通信も可。
ご興味のあるかたはお問合せください。
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初めまして。今度大きな学会で発表する機会がありまして
とても面白い商品なので紹介したいので、
商品名
メーカー名
金額
メンテナンスコスト(消耗品など)
を教えてください。
取り急ぎよろしくお願いします。
投稿: 興味 深々 | 2014年6月 6日 (金) 21時15分