デジタル陶芸

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    3Dプリンターを使った、土地土地の土を使うデジタル陶芸
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2016年7月30日 (土)

PC9821のHDDがご臨終。 簡単に半導体メモリードライブで復活!

永らく大活躍してくれていたPC9821Ra233ですが、数日前からHDDドライブに怪しい音が出始まった。 そろそろ寿命かと思っていましたが、やはり昨晩ついに永眠となりました。

P7305643 永眠となった8.4GBドライブ。


本体は問題なく起動しますので、ドライブさえどうにかなれば、、、。
さて、予備のHDDを取り出して復旧させようかとも思いましたが、小容量(2GBや4.3GB、8.4GB)のHDDを探すのは大変に困難。
いろいろ裏技を使う手はありますがちょっと面倒だし、何より高い!
以前から気になっていた半導体ドライブにチャレンジしてみることにしてみます。
ネットで必要そうな部品を購入し、翌日には配送。
昔使っていたCFメモリーカード128MB(GBではありません!)を探し出し、変換アダプターに装着して再起動。DOSでフォーマットし、システムを転送。必要なDOSコマンドをコピー。
ネット環境を設定し再起動。 ネットワーク経由でサーバからセットアップに必要なものをまとめたフォルダーから一気にxcopyコマンドで一気にコピーして再度、再起動。
最後にチャチャっと個体ごとの設定情報を書き換えて、再起動。
本体の開閉も含め、ものの十数分で換装完了。

ちなみに今回故障したPC9821Ra233にはメモリーが256MB実装。 CFドライブは128MB。外部ディスクの方が容量が少ないです。
再起動するたびに、起動時のメモリーチェックを待つのが面倒でしたが、こんなに簡単に半導体ドライブに置き換わるなんて。。。
費用はなんと259円。(または500円。移行の手間を省くためと、相性問題があるかもと思って2種類買ってみましたが片方でOKです。)
  CFカード→IDE変換アダプター  1枚  259円より
  CFカード (128MB~)      1枚  (昔使っていて、使わなくなったものを再利用)
  ケーブル類              既存のものを使うので不要
本体を開けたついでに、気になるコンデンサーの状態やCPUファンの様子も確認してみましたが異常なし。

消費電力も発熱も抑えられ、まだまだ大活躍できそうです。
実行ファイルはメインメモリーには乗り切らないサイズなので、オーバーレイリンカーを使っていますので、動作も多少は速くなるのかも。。。
何より安心感がアップしたのが最高です。
順次、他のPC9821の内蔵ドライブもCFメモリードライブにしていくことにします。
SD版もあるようですが、変換基板が3000円ほどするようだし、まだ余っている小容量CFカードもたくさんあるので、CFが良さそうです。
もちろん頻繁な書き込みはNGですが、9821延命には最適なソリューションです。
「PC9821が故障して起動しない」なんていう話しももうあまり聞かないですが、もしPC9821を使い続けている人がいれば、保険のため絶対にお勧めです。
起動ドライブがあれば、代替機への移行は数分でできますし、PC9821に見切りをつけるにしても、中のデータはさっと取り出せますので、、、。
心当たりのあるかたは(ほとんどいないと思いますが、)是非!

2016年7月29日 (金)

デジタルガラスアート? 色見本2

前回失敗した色見本。 温度管理や熱膨張率なども含めて、いろいろと気になる点を改善して、2回目のチャレンジ。

まだ色ガラスと、ベースの板の熱膨張率は合わせきれていませんが、、、

P7275621 左は1回目のもの

先日完成した万能温度コントローラでガラスモードで焼成

P7295629  2回目の焼成
結構濃い色になるようです
いつもならまだ100℃、200℃なのに扉を開けてしまうので、今回はぐっと我慢。
ヒビ1つなく、とってもガラス感がすばらしいです
とてもいい感じです


夏なので青色系のほうがいいかなぁ。
と思いつつも、作りたい作品のカラーがオレンジ系なので、、、

さて次のステップは、、、

2016年7月27日 (水)

デジタル陶芸 進化中!

昨年からの宿題となっているボランティアデータ。

すでに20体以上試作を繰り返していますが、以前は自立させるどころか、余分な粉を取り払うデパウダーさえ困難でした。

また、形状的に頭部と胴体部は中身が詰まったソリッドな形状のため、無理やり焼成しても普通の陶芸同様、破裂してしまいます。

いろいろと調整を重ね、勘違いを修正して、内部は空洞化し、弱い頭部と胴体部は別パーツとして造形。 どうにか自立するところまではたどり着きました。

P7275613 片面ごとに異なる表情です
P7275612

とはいえ、これを焼成できるかどうかはまた次の課題ですが、だんだんベストな状態が近づいてきているような予感。


2016年7月22日 (金)

デジタル陶芸 第2世代 素焼きは?

大量にできた標準カップ。

28個まとめて素焼きしてみました。


P7225455
今のところ大丈夫そうかな。。。

あとは本焼成でどうなるか。。。

デジタル陶芸 第2世代で造形!

ここ最近、うまく進歩が続いているので、ちょっと難しそうな形状にチャレンジ。

以前はとても困難で、何個か作って1個うまくいけばという感じでしたが、、、

P7215449
2つ造形。 1つはうっかり割ってしまいましたが、うまくいきました。

これまで、うまくいかなかったデータも試せそう。







2016年7月19日 (火)

第2世代へ進歩かな

なかなか造形強度が上がらず、3Dプリンターからの取り出しの際や、余分な粉を取り除くデパウダー作業時に壊れてしまうこともあり、歩留まりがよくなかったため悩んでいました。

前回の磁土から陶土へのチャレンジで、ヒントを得て、あれこれ試したところ、だいぶ改善されました。

弊社規定(?)の標準カップは、以前は7割くらいの歩留まりでしたが、現在は9割以上になりました。

今まで製作がむずかしかった形状も、成功率が上がりそう。

ただ、その後の焼成についての評価はこれからですが、うまく焼けてくれれば第2世代への進歩です。


P7215438
微調整しながら試した標準カップが大量にできあがりました。。。




2016年7月16日 (土)

デジタルガラスアート? 色見本 割れました

ガラスで何ができるのか?

陶芸同様、全くの門外漢。

そこで、普通のガラスにガラス粉末をのせて焼成してみる。
P7155358
いろいろな色のガラスの粉をのせてみた


で、窯で、某先生の温度カーブを再現。

P7165372
しっかりとデジタル温度管理下、うまく焼けました~。
が、教科書に書いてあった通り、ガラスが割れました。 納得!


2016年7月 7日 (木)

デジタル陶芸 温度コントローラー追加

最近、ガラスのデジタルアートを目指して勉強中。

ガラスカッターなんかも買って、ガラス板をパキパキ割って遊んでいる。

そのガラスを窯で焼いて、デジタルアートをしてみようという試みである。

陶芸とは異なり、ガラスは焼成時の温度制御が大変な様子。

そこで、以前に作成したデジタル陶芸用温度コントローラーのソフトを改良し、ガラスモードを追加。
Amazonで買った、ガラスアートの参考書に出ていた、ガラスアートの先生の温度調節を先生ごとにプログラム。

学生時代に遊んだ、PID制御を組み入れ、きっちりと温度を細かく上げたり下げたりしてくれる。

P7155368
とても使いやすくなったので、もう1台作った。

2016年7月 4日 (月)

デジタル陶芸 3Dプリンター インクヘッドHP11(C4810) 再生術

以前にもブログでつぶやいたが、3DプリンターのインクヘッドHP11(C4810)が高い。

1個4000円~5000円もするものを色数分セットする。
フルカラーでの出力であれば仕方ないが、デジタル陶芸の研究用としてはちょっともったいない。

ずっと試していたインクヘッドHP11の再生方法がかなりうまくいくようになった。

現在、デジタル陶芸では新品のHP11はほとんど使っていない。

むしろ、新品を使うと、HP11(C4810)内の黒インクを捨てるPurgeに時間がかかって面倒。

デジタル陶芸プロジェクトの支援として、ホワイト、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの5色の使用済みヘッドをご提供いただき、独自に開発したインクヘッド再生装置で再生して使っている。

ただ、どういうわけか黒インクのヘッドを再利用するとすぐにヘッドが詰まってNGとなるため、黒ヘッドは使わずに別に保管していた。
これも、最近の知見に基づいて別の方法で試してみたところ、他の色同様、問題なく使えることがわかった。

チップリセッターのようなものがあれば、デジタル陶芸用途以外で最新の3DプリンターでもHP11のリサイクルユースが可能な気がする。







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