PC9821のHDDがご臨終。 簡単に半導体メモリードライブで復活!
永らく大活躍してくれていたPC9821Ra233ですが、数日前からHDDドライブに怪しい音が出始まった。 そろそろ寿命かと思っていましたが、やはり昨晩ついに永眠となりました。
永眠となった8.4GBドライブ。
本体は問題なく起動しますので、ドライブさえどうにかなれば、、、。
本体は問題なく起動しますので、ドライブさえどうにかなれば、、、。
さて、予備のHDDを取り出して復旧させようかとも思いましたが、小容量(2GBや4.3GB、8.4GB)のHDDを探すのは大変に困難。
いろいろ裏技を使う手はありますがちょっと面倒だし、何より高い!
以前から気になっていた半導体ドライブにチャレンジしてみることにしてみます。
ネットで必要そうな部品を購入し、翌日には配送。
昔使っていたCFメモリーカード128MB(GBではありません!)を探し出し、変換アダプターに装着して再起動。DOSでフォーマットし、システムを転送。必要なDOSコマンドをコピー。
ネット環境を設定し再起動。 ネットワーク経由でサーバからセットアップに必要なものをまとめたフォルダーから一気にxcopyコマンドで一気にコピーして再度、再起動。
最後にチャチャっと個体ごとの設定情報を書き換えて、再起動。
本体の開閉も含め、ものの十数分で換装完了。ちなみに今回故障したPC9821Ra233にはメモリーが256MB実装。 CFドライブは128MB。外部ディスクの方が容量が少ないです。
再起動するたびに、起動時のメモリーチェックを待つのが面倒でしたが、こんなに簡単に半導体ドライブに置き換わるなんて。。。
費用はなんと259円。(または500円。移行の手間を省くためと、相性問題があるかもと思って2種類買ってみましたが片方でOKです。)
CFカード→IDE変換アダプター 1枚 259円より
CFカード (128MB~) 1枚 (昔使っていて、使わなくなったものを再利用)
ケーブル類 既存のものを使うので不要
本体を開けたついでに、気になるコンデンサーの状態やCPUファンの様子も確認してみましたが異常なし。
消費電力も発熱も抑えられ、まだまだ大活躍できそうです。
消費電力も発熱も抑えられ、まだまだ大活躍できそうです。
実行ファイルはメインメモリーには乗り切らないサイズなので、オーバーレイリンカーを使っていますので、動作も多少は速くなるのかも。。。
何より安心感がアップしたのが最高です。
順次、他のPC9821の内蔵ドライブもCFメモリードライブにしていくことにします。
SD版もあるようですが、変換基板が3000円ほどするようだし、まだ余っている小容量CFカードもたくさんあるので、CFが良さそうです。
もちろん頻繁な書き込みはNGですが、9821延命には最適なソリューションです。
「PC9821が故障して起動しない」なんていう話しももうあまり聞かないですが、もしPC9821を使い続けている人がいれば、保険のため絶対にお勧めです。
起動ドライブがあれば、代替機への移行は数分でできますし、PC9821に見切りをつけるにしても、中のデータはさっと取り出せますので、、、。
心当たりのあるかたは(ほとんどいないと思いますが、)是非!
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