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2017年1月 5日 (木)

Z510 3Dプリンター修理 造形エラー(リレー交換)の修理

先日より、新しい調合で試していたところ、Z510の1号機が不調。
造形の途中でエラーが出て止まってしまうようになった。

P1078487
Printer error 43000 (20801)
SEQUENCER: missed position, flags=5141
Z510本体の液晶表示:ERROR 43000:282945
動き始めはよいが、しばらくすると同じくらいのタイミングで止まってしまう。
何度か繰り返すと、ますます止まりやすくなる。


ということで、分解分解。。。
2,3年前に3Dプリンターの裏ぶたを開けたときに謎の部品(チップ抵抗の破片)が落ちていたのを発見し、ずっと気になっていたので、これも併せて回路を追いかけてみた。
http://trust-system.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-8826.html


リレーはX軸、Y軸をサーボ動作させないときに、手動でアームを動かしたときに、モータが発電機代わりになって発電した電気を消費させるためのものと判明。

念のためにと5.1オームジャストになるように微調整して仮修理していたが、抵抗値の精度は全く不要と判明。

Pc307928
5R1の部分のチップが割れて落ちていたので、手持ちの抵抗をパラレルに並べ5.1オームを作り出して実装。

Pc307929
こちらは5R1がついているほうの機種の写真


P1038422

いろいろと回路を追いかけていたところ、OMRONのリレー(G2R-24 12VDC)がどうやら不調の様子。 電圧をかけても切り替わらなくなったり、切り替わっても接点抵抗が大きい。

早速、リレーを交換。 
Pc307950
容量が低下していた 「FMZC CHINA」の刻印のあるポリスイッチ

また、症状から推察して、隣接するポリスイッチも怪しいとにらみ、基板から取り外して電流を流してみたりしたところ、劣化している様子。

これも2つとも新品のポリスイッチに交換。
ついでに何となく膨らんでいるようにも見えるコンデンサーも念のため交換。
今回はお正月ということもあって、部品の手配に時間がかかってしまったが、無事に復旧した。。。


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