デジタル陶芸 <引き算編>4
デジタル陶芸の別アプローチ。
形状を切削加工で作り上げる方法として、NC加工機による削り出し加工に挑戦中。
これまでのデジタル陶芸プロジェクトで、「こんな形状は作れませんか?」というお問い合わせをいただくが、中にはほぼ従来手法でできるもの、コストを下げたいというもの、難しくて作れそうもないもの、いろいろなご相談をいただく。
実現したいのは山々であるが、これまでやってきたデジタル陶芸は研究中の方法なので、決して安く作ることはできません。
それでもどうにか形にしたいというケースで、別のアプローチはないかと考えたのがこの方法。
粘土で大まかな形を作って、表面形状をデジタルデータで再現させる方法である。
簡単そうでそうでもない、いくつかの課題があるが、どうにかチャレンジできるのでは?
と思いついてNC切削加工機で加工してみている。
手元で使用できるのは、XYZの直交軸型の3軸加工機。円筒の側面などに加工するにはちょっとばかり工夫が必要。
まずは、平らな植木鉢の底面に加工してみた。
レリーフ的に削る方法と、穴加工で、いろいろな問題が出たがどうにかクリアできたようだ。
次は、植木鉢の側面に加工してみる。
写真の側面の落書きは、手作業で削ってみたもの。
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