デジタル陶芸 別のアプローチ1
粉末状の粘土、陶土を固めて形を作り上げるデジタル陶芸。
このタイプの3Dプリンターは、そこそこいいお値段で、気楽に遊ぶことができない。
造形後、不要な部分の粉を除去し、乾燥させる段階での破損も多く、大きな作品が作りにくい。
そこで、ここ数年すっかりおなじみになったFDMタイプの3Dプリンターのような方法で粘土をニュルニュルっと吐出して固めて形が作れないだろうか? 以前にこのような方法の作品を見たことがあるが、積層痕が特徴的で微細な表現には不向きだと判断し、そのまま放置していた。
しかし、先日うまくいった粘土作品をさらにレリーフ状や穴あけ加工など、データ通りに削ることができそうだということで、概略の形状を粘土FDMのような感じで概略成型し、表面テクスチャを仕上げ切削加工するという方法を試してみることにする。
まずは、そもそも粘土って押し出せる???
粘土の固さや、押出しの穴の大きさなど、適当にちょっと試してみた
これならうまくいくかもしれない
ただ、PLA樹脂やABS樹脂より粘っこいので、途切れてくれない。
ここが、工夫のポイントかも。
これは、クッキーの材料を手で成形してみた食べられるサンプル。
オーブンで焼成して、おいしくいただきました。
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