デジタル陶芸 収縮率と歪についての考察
デジタル陶芸
収縮率についての考察
デジタル陶芸ではCADデータやモデリングデータを使って、造形し焼成する。
出力の段階ではある程度寸法を追えるが、通常の陶芸同様に焼成過程において作品が収縮する。
粉体を固化しながら造形しているので、造形直後のX軸、Y軸、Z軸の各方向での寸法と、素焼き後、施釉した後のX軸、Y軸、Z軸の各方向の寸法を測定してみた。
本焼成で重力によって上側の梁構造がたわんでいる。 CADデータ
3Dプリンタ造形直後、デパウダー前の粘土パウダーに埋もれた状態
【参考】以前に撮影したデパウダー作業の様子。本当はマスクしなければいけません。
上半分の濃い緑色の釉薬は、エアーガンによって釉薬を吹き付けてみた。
もっときれいなグラデーションになってほしかったが、なかなか難しい。
よく見ると、釉薬の粒子が飛んで付いた微細な粒が観察できる。
« デジタル陶芸 新パウダーで試し焼成 | トップページ | デジタル陶芸 別のアプローチ3 »
「デジタル陶芸」カテゴリの記事
- デジタル陶芸で使用している土のメーカーさんを訪問(2023.03.02)
- デジタル陶芸作品。納品完了。(2023.01.23)
- デジタルであるべき理由は?(2022.12.24)
- デジタル陶芸 別のアプローチ3(2022.03.19)
- デジタル陶芸 数学的アプローチによる造形(2023.01.30)
コメント